認定NPO法人 もりのこえん

森のくまさんクラスついて

小さな
探検家たちへ
自然を感じ
大きな夢を見よう

3〜5歳児の保育 森のくまさんクラス

子どもたちが時が経つのも忘れ、心や体を動かして遊び、
自発的に身の回りの環境に関わろうとする意欲や
態度の源となるような見守りを心がけています。
この関わりは、子どもたちの主体性を尊重し、
子どもたちが身近なものに興味をもち、自ら気づき、考え、行動する意欲を育てます。
また、人と関わる力や体の諸感覚を育てることにもつながります。
このような環境が子どもたちの成長と発達を支えています。

01 森のくまさんクラスの保育の特色

からだ

「できる、できない」といった結果に焦点を当てるのではなく、子ども一人ひとりの育ちの道筋や、その発達の特徴を理解するように努め、尊重しています。子どもはそれぞれ異なるペースで成長していくため、私たちは焦らず、子ども自身の心と体が自然に整うまで、じっくりと待つ姿勢を大切にしています。

こころ

子どもたちが自分のやりたいことを存分に出来るようにサポートしています。子どもが夢中になって遊び、たくさんの失敗を重ねながら、思考力や準備し実行する力、想像力を伸ばしていくとともに、友達と協力することや自然への関わり方なども学んでいきます。

しぜん

子どもたちは自然の中で過ごすことにより、自分自身も自然界の多くの命のひとつであると気づきます。そして、自分がかけがえのない存在であり、周囲の大人から愛され、受け入れられ、認められていることを実感し、自己肯定感を育んでいきます。
また、自然の中で過ごすことで、思い通りにならないことを受け入れ、自分の力の大きさや小ささを学んでいきます。

人との関わり

もりのこえんでは、子どもたちだけで毎日を過ごすのではなく、地域の人を始め、多くの大人が子どもの育ちに関わっています。自分の存在を無条件に認めてもらえ、また挑戦がうまくいかない場合も、支えてもらえる安心感があります。そのような関係の中で、子どもたちは自分の「やってみたい」という気持ちを自由に表現し、自信を深めることができます。

つくる

毎日全身を使って遊ぶことで、子どもたちは、体や手指の使い方がしっかりしていきます。そして、それは道具を正しく使えるための基盤ともなり、手や道具を使って新しいものを1から生み出す体験につながります。自分が想像し、形にしていく過程はたくさんの失敗や思い通りにならないことも多いですが、自分で出来た!という経験は子どもたちの大きな自信につながっていきます。

02 1日の流れ

園での生活は、朝の会と帰りの会以外は、子どもたちのやりたいことを中心に柔軟に進められます。
全体の流れを同じスケジュールで繰り返すことで、子どもたちに安心感を与え、生活リズムを整えていきます。

9:00

登園
(保護者の送迎で登園します)

■服装
長 袖(1年中長袖で過ごします)/
長ズボン/長めの靴下(スニーカーソックスは適しません)/履きなれた運動靴(サンダル・長靴等は適しません)/​帽 子
※活動のしやすい汚れてもいい服装でおねがいします。​事故防止のため、フードや紐、レース等装飾の多い服装はさけてください。
■準備物
リュック(散策用・以下のものが入る大きめのもの)/お弁当/水筒(肩からかけられるひも付きのもの)/おしぼり/シート/タオルまたは手ぬぐい/着替え(2セット・ビニール袋に入れて)/レインコート(防寒、防雨のために常に・上下別のもの)/​ビニール袋(数枚​)/​オムツ(必要な子どものみ)

春〜夏の服装例
秋〜冬の服装例

9:20

朝の会

登園時に家庭での様子を伺います。その情報を元に、朝の会では子どもたちの健康状態や気持ちを観察・把握して、ひとりひとりの必要なサポートを検討しています。
■けんかやトラブルは、子どもたちとの話し合いのよいきっかけとなります。
例えば、朝、お母さんと離れ難くて泣いている子がいたら、なぜ泣いているのか、その子の気持ちを考え、言葉にし、自分が出来ることを考えます。
■うたの時間
子どもたちが自分たちで好きな歌をリクエストしたり、季節の歌を竹楽器でリズミカルに楽しんだりしています。
■絵本の読み聞かせ
子どもたちの興味に合わせた絵本や季節に関連する絵本を読みます。
■森のお約束
自然の中で安全に楽しく過ごすための約束事を子どもたちと毎日確認しています。
■「今日やりたいこと」の発表
自分がどうありたいか、何がしたいのか、毎日毎日、子どもたちは考え、その瞬間の気持ちを素直に言葉にする大切な練習の時間です。子どもたちは自分の感じたことややりたいことを自由に表現し、日々成長しています。

朝の会の様子(絵本の時間)
森のお約束
「今日やりたいこと」の発表

森へ移動

小さい子が、準備に手間取っていたら、年齢の大きい子たちが自然と助けてあげます。
遊び場に向かう道中は、木の実や美しい葉っぱなど、様々なものを見つけたり、お友達とおしゃべりしたり、今日遊ぶことを想像し、楽しみながら遊ぶ場所に向かいます。

10:00

自由遊び

友達との遊びや、今日自分がやってみたいことに積極的にチャレンジしていきます。想像力豊かで運動量も多く、お友達との関わりも複雑になり、心と体がどんどん成長していきます。

遊びを
切り上げる

一日たっぷりと遊び、
楽しい時間を過ごした後、園へ帰ります。

14:00

帰りの会

一日の終わりに、子どもたちと一緒にその日の出来事を振り返り、嬉しかったことや、楽しかったこと、悲しかったこと、嫌だったことについて、伝え合います。その際に、大人は子どもの気持ちに共感したり、トラブルがあれば話し合いのサポートをします。
変化の多い自然の中で過ごしているので、帰りの会の絵本は、ひとつ変わらないものを意識して同じ絵本を月替わりで読んでいます。

延長保育

拠点にしている家屋の前庭や納屋でお絵かきをしたり、工作を楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごします。
15時には、おやつを食べます。

16:00

降園

お片づけをして降園。
延長保育は、最大18時まで対応できます。(要申込)

03 子ども一人ひとりにつくる、
世界でたったひとつの
バイブルのような
卒園アルバム

この卒園アルバムは、入園から卒園までの個別のエピソードや子どもたちの言葉を集めた、世界に一つだけの特別な記念品です。アルバムを開くたびに、愛された日々を思い出し、幼いころ時間を忘れて遊んだことや夢中になったこと、そして家族や多くの人々に見守られ、愛された時間を思い返してほしい――そんな願いを込めて作られています。
制作にはスタッフ全員が関わり、1か月以上の時間をかけて丁寧に仕上げています。最初の卒園児を送り出すとき、みんなでアイディアを出し合い、手作りの卒園証書を作ったことが、この卒園アルバムの原点となり、今の形へとつながっています。

卒園アルバム制作事例

03 よくある質問

入園説明会などでよくある質問をまとめました。
質問をクリックすると回答が表示されます。ご活用ください。

  • 入園
  • コース
  • 装備
  • 保育料
  • 保育
  • トイレ
  • お休み・延長
  • 通園バス
  • その他

Q.1 入園前に見学がしたいのですが、できますか?

体験入園という形で、保育体験をして頂けます。
保険に加入しますので、参加したい日の1週間前にはご連絡ください。

Q.2 期間限定の入園は可能ですか?

在園児人数によりますが、里帰り出産による上のお子さんのお預かりもしています。

Q.3 対象年齢になるといつでも入園できますか?

真夏と真冬の入園は、お受けしていません。
年齢ごとに定員がありますのでお問合せください。

Q.4 働いていなくても預かって頂くことはできますか?

可能です。
認可外保育園となりますので、直接もりのこえんにお申込み、お問い合わせください。

Q.5 慣れてくるにまでに大体どれくらい時間がかかりますか?

1週間に通う日数(コース)によっても違いますし、個々の体力、性格にもよりますが、週5コースで3か月くらいで、自分で自分のやりたいことを見つけて遊び込めるようになってきます。
体力的にも、リュックを背負い足裏でしっかり地面をつかんで山道を歩けるようになるには、3か月くらいはかかります。

Q.1 最初から週5コースに通うということは可能ですか?

保育コースについては、それぞれのご家庭の事情もあると思いますが、2歳児はまずは週2からの保育になります。
その後コースの移行は、お子さんの体力や季節等に応じてこちらからご提案させていただきます。
対象年齢を超えて(5歳だけど週2コースでなど)そのコースを継続することはできません。

Q.1 合羽は使い捨てでもいいですか?

合羽ほど年中活用するものはありません。
装備をきちんとすることで、ケガも防げ、しっかり遊びこむことができます。
合羽はその中でも一番重要なアイテムです。
雨の時だけでなく、防寒、防汚にも年中活躍しますので、ピッタリサイズのしっかりしたものを選ばれることをお勧めします。

Q.2 アウトドアグッズはどこで購入しますか?

スポーツ用品店やインターネットで子ども用品を購入される方が多いようですが、当園では保護者の皆さんが、サイズアウトした服をもりのこえんの2階で譲り合いの場を設けています。ぜひそちらもご利用ください。
お子さまの身につけるものを選ぶ際は、以下の点にご注意ください:
・必ずお子さまと一緒に購入し、体に合ったサイズを選んでください。
・子どもが自分で扱えるものを選ぶようにしましょう。
ネットで購入される場合、サイズ感がわかりにくいことがあるかもしれません。その際は、体験入園などの機会に在園児が使用しているリュックやカッパのサイズを確認していただくことも可能です。お気軽にご相談ください。

Q.3 長靴等でもいいですか?

たくさん歩いたり、外での活動が多いため、歩きやすく脱げにくい靴での登園をお願いしています。
雨の日には長靴で登園されるお子さまもいらっしゃいますが、その際は必ず替え靴をご持参ください。
また、ただ目の前にある靴を履くのではなく、天候やその日の活動を考えて靴を選ぶことを、子どもたち自身が練習する機会として捉えていただきたいと思います。実は子どもたちは意外と「今日は〇〇をして遊びたいからこの靴」と、自分なりのイメージを持っていることがよくあります。
日々の生活の中には、考える力を育むための種がたくさん散りばめられています。こうした小さな選択の積み重ねが、子どもたちの成長につながると考えています。

Q.1 助成等はありますか?

当園は、幼児教育・保育の無償化の対象園となっています。
お住まいの市町で保育の必要性の認定を受ければ、一定の金額を上限に無償化されます。
それぞれのご家庭が該当になるかどうか、無償化の詳細、手続きについては、お住まいの市町にお問い合わせください。

お勤め先によっては、福利厚生会社の保育チケットをご利用いただける場合もございます。
詳しくは勤務先にお問い合わせください。

Q.1 保育者一人当たりの園児数は何人ですか?

5人です。

Q.2 ずっと外ですか?

ずっと外です。荒天時や冬季は、室内を使う事もあります。

Q.3 雨天時は屋内でどんな遊びを??

雨天時も外です。
合羽を着ていつもと変りなく遊んでいます

Q.4 造形の時間があると知人から聞いたので、詳しく教えてほしいです。

14時まで保育になりましたら、月2回程度、13時から45分程度造形の時間を設けています。
「完成」することよりも、「工程や感覚を楽しむ」ことを重視しています。

Q.5 運動会などの行事がありますか?どれくらい?

毎月の避難訓練、春秋の遠足、夏の演劇鑑賞、なつまつり、お泊り会(年長児)、ブルーサンタプロジェクト(全体清掃活動)、誕生会、そつえんの会、保護者懇談会(年2回)、季節の農作業などがあります。
保護者参加の行事は、保護者懇談会(年2回)、夏の演劇鑑賞、なつまつり、ブルーサンタプロジェクト(全体清掃活動)、そつえんの会などです。

Q.1 屋外の場合のトイレは?

外です。
自然に負担のないよう、配慮しています。

Q.1 元気な時に家の都合でお休みをしてもいいですか?

はい、大丈夫です。

Q.2 延長保育、おやすみはいつまでに連絡すればいいですか?

当日でも大丈夫ですが、スタッフ研修等でお預かりできないこともありますので、早めにお知らせいただけますと幸いです。

Q.3 子どもが発熱などの体調不良の時は呼び出しがありますか?

あります。

Q.1 活動場所、車を運転できないが、バス等で行くことは出来るのか?

現在はありません。
検討中です。

Q.2 活動場所に送迎が出来ない時は?

お休みとなりますが、ご相談いただけると幸いです。
保護者の方同士で声を掛け合って送迎をしている方もいらっしゃるようです。

Q.1 お子さんのケガで一番大変だったことは?

今までで一番大きな怪我は、倒木の上を歩いていて足を滑らせ落ち、頭を切って3針縫ったというものです。他にも病院にかかったことはありますが、擦り傷、切り傷程度です。
毎日子どもたちは、様々なチャレンジをします。
そのチャレンジの中で、たくさんの小さなケガを繰り返しています。
子どもたちのケガはチャレンジした証です。
逆にケガを絶対しないようにしようとすると、禁止事項ばかりになり、身体的なケガは防げますが、心の成長が妨げられてしまいます。
また、子どもたちは基本的に、自分のできないことや無理なことには挑戦しません。
心も体も整っていないときに無理やりさせるとケガに繋がる可能性があります。
もちろん、大きな事故や深刻なケガにつながるような行為はしっかりと禁止しています。そのため、注意を促す声かけを行い、スタッフは年間を通して研修や訓練を積み重ね、リスクを最小限に抑える努力をしています。

Q.2 ずっと遊んでいて学校に行って大丈夫なのか。

ご心配は、あるかと思いますが、子どもたちは毎日、ただ遊んでいるだけではなく、『遊び』を通じて多くの学びを得ています。自然の中での活動は、子どもたちに 自主性 や 好奇心、問題解決能力 を育む貴重な体験です。
また、自由な遊びの中で他者との協力やコミュニケーションを学び、自分の感情をコントロールする力も養われます。これらは、小学校での学びの土台となる 非認知能力(自制心や忍耐力、共感力など)を伸ばす上で非常に重要です。
さらに、自然の中で育まれた『探求心』や『柔軟な発想』は、小学校の学習内容を吸収する力にもつながっていますので、どうぞご安心ください。

お問い合わせ

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保育クラスの諸費用や、体験入園のご案内などは、
入園案内ページをご覧ください。
電話やメールでのお問い合わせも受け付けております。