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もりあそびより
不便さは贅沢
- 土曜学校
土曜学校では子ども達の考える時間を大切にしているので、
便利な器具は極力使いません。
身体で感じて、頭で悩んで、自分なりの答えにたどり着く経験をたくさんして欲しいと考えています。
先日取り組んだ梅の収穫では、とっても大きな梅をゲットしたS君。
「すっごい大きいの採れた」と嬉しそうで、
「どっちが大きい?」
「うーん、同じくらい?」
と、友だちと梅を並べて大きさの比べっこを楽しんでいました。

梅干し作りでは、K君を中心に上皿はかりを使って重さの計測。
ボールに1キロずつ入れて、
「何キロになった?」
「ボール3つ分だから3キロ!」
と各班の分担量を確認しました。

塩の分量について、「塩は梅の重さに対して18%だよ。」と大人が伝えた時には、「えー分からん!」と高学年でも混乱。
1kg半分は?
10%ってどれくらい?
1キロは何g?
と、紙とペンを持って、大人と一緒に考えました。
MちゃんとNちゃんは、1kgを100gで計算したせいでおかしな計算になっていたことに気づき、
「1kgは1000gだった!」とスッキリ。
見事、塩の必要量を導くことができました。

塩の重さを測る時には、
上皿はかりの1目盛りが何gなのかに苦戦したRちゃん。
目盛りがいくつあるから…と数を確認しながら諦めずに向き合いました。

梅干しを作るという工程の中にはたくさんの数の世界がありました。
大きさや重さの比較、重さの単位やパーセンテージの計算、目盛りの読み取り。
計算機や電子はかりなどの便利なものをあえて使わないことで、
数と向き合う時間が生まれ、
「あーそういうことか!」という感動と学びの時間を得ることができました。

どんどん便利で効率的な世の中になっていますが、
不便であることで得られる贅沢な時間をたっぷりと経験してほしいなと思っています。
よめ


