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もりあそびより
聞き合う時間
- 土曜学校

困ったことがあった時、誰かに話せていますか?
私は、本当に苦しい時ほど、話したいのになかなか話せないことがあります。
話せば少し楽になると分かっていても、その一歩が踏み出せない時があります。
土曜学校では、嬉しかったこと、悲しかったこと、困ったことなど、自分の気持ちを話し、みんなで聞き合う時間を大切にしています。
聞くときは、否定せず、評価せず、ただ静かに聞きます。
この時間は、気持ちを話す時間であり、自分の気持ちと向き合う時間でもあります。
困ったことを話すと、誰かがヒントをくれます。嬉しいことは、みんなが一緒に喜んでくれます。
そんな時間を少しずつ積み重ねる中で、子どもたちの間に安心して話していい関係が育ってきたように感じています。
先日の土曜学校では、忘れ物をして困っていた子が、自分で考え、「(もりのこえんにある物を)貸してください」と伝えてくれました。困っていることをなかなか言えなかった子です。
ここで数年一緒に過ごす中で、話しても大丈夫だと思える関係になれたのかなと、とても嬉しく感じた出来事でした。
気持ちを話すことは、簡単なことではありません。時間もかかります。
でも、聞き合う時間を重ねることで、少しずつ、話してもいい、頼ってもいいと思える力が育っていくのではなかと思います。
今年も土曜学校は、そんな時間を大切にしていきたいと思っています。
りつこ


