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もりあそびより
見守る先に
- 土曜学校
新年最初の土曜学校では、久しぶりにご飯と味噌汁を作りました。
朝の会が終わるとすぐに火起こし常連の男の子二人が動き始め、
杉の葉を採ってきたり薪を組んで火を起こしたりしてやる気いっぱい。
10時には大きな火が上がっていました。
おぉ、今日は12時にはご飯が食べられそうだぞ、と感じられる順調な滑り出しでした。

しかし喜んだのは束の間。
火はゴウゴウと燃えていますが、
野菜を切ったりお米を研いだりする気配が一つもありません。
ようやく野菜を切り始めたのは10時45分。
野菜を切る常連の女の子たちが、必要な道具を大人に頼んで、手際よく野菜を切っていきました。

スタートは遅れたけど、味噌汁はお昼には間に合いそうだ、と思ったら、
切り終わった野菜たちは何故か鍋に入れられることなく放置。
あとは鍋に入れて火にかけるだけなのに、進まない。
お米の方は、誰も何もしていない状態。
今日はついにご飯が食べられない日になるかもしれない、と思いました。
しばらくして。
誰かが「手伝って」と声を出し、何人かが動き出しました。
時間は11時45分頃。
野菜が洗われ、
鍋に水が入れられ、
お米が洗われ、
10時から燃え続けていた火に鍋が置かれたのが12時20分。
13時15分には何とかいただきますをすることができました。

大人が「〇〇やって」「ご飯はこっちで炊いて」と指示をするのは簡単ですが、
土曜学校では言いたい気持ちはぐっと我慢。
大人が手を出さない環境の先に、子ども達の挑戦や成長があると考えているからです。
口を出さなくても子ども達は何とかできる。
大人の考える時間軸ではないかもしれないけれど、ちゃんと考えている。
もしご飯ができなかったとしたら、その時また考えられる。
改めてそう感じました。
ちなみに、完成したご飯とお味噌汁はとってもおいしくて、皆何度もおかわりをしていました。
家ではお味噌汁も野菜も食べないという子も、たっぷり食べていました。
沢山遊んだ後のご飯は格別。
皆で作ったご飯ならさらに格別。
今日もご飯が食べられてよかったなぁと思います。
作ってくれた子ども達に感謝です。
よめ


