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もりあそびより
欲しい物を創造する
- 土曜学校
土曜学校の子ども達は、やりたいことを自分で決めて、過ごしたいように過ごしています。
よく見る遊びは、ちゃんばら、サラ粉作り、水遊び、十字鬼など。
先週はハロウィンパーティーだったので、企画の遊びを楽しむ時間が多かったのですが、
それでも隙間時間を見つけて好きな遊びを楽しんでいました。


Hちゃんは、何をして遊ぼうか悩んでいたようでした。
しばらくすると、ちゃんばらをしている男の子達に感化されたのか、
いい感じの枝を拾ってきて、持ちやすく加工。
その枝を剣に見立てて遊んでいましたが、
思うことがあったのか、「ガムテープを身体に巻いて」と大人にリクエスト。
突然どうしたのかとHちゃんの真意を図りかねていると、
Rちゃんが「剣を腰にかけたいんでしょ」と通訳してくれました。
なるほど!
どうやら剣だけでは物足りなくなり、鞘も作りたくなったようです。
それからRちゃんの協力もあり、無事に剣の鞘を作ったHちゃん。
試行錯誤する時間もとっても楽しそうでした。


もりのこえんには便利な物や目新しい玩具はありません。
だからこそ、欲しい物があったら自分で作ってみようという気になる。
作るのに苦戦した時は、友だちが面白がって手伝ってくれる。
こうした環境によって、子ども達の創造力は広がっていくのだなと感じています。
よめ