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もりあそびより
他者貢献の気持ち
- 土曜学校
もりのこえんでは子ども同士の関わり合いを大切にしています。
だから、子どもの遊びに大人が介入するようなことはせず、
大人は大人のお仕事をしながら子どもの様子を見守っています。
先週の土曜学校で、私は、もりのこえんまつりに向けて小さい子でも遊べる玩具を作りました。
日頃取り組んでいる植物図鑑の植物を紹介したくて、
子ども達が作った図鑑をラミネートしてパズルに。

年長のIちゃんに協力してもらい、試しに遊んでもらったら、ちょっと苦戦しながらも完成。
「小さい子でもできるかな?」と尋ねたら、
「うん、大丈夫だよ!」とOKを頂きました。

そんなやりとりをしていたら他の子ども達も興味をもったよう。
「作るの手伝ってあげようか?」
「私もパズルに挑戦したい」
「もっと難しくしてもいい?」
「レベルを3つくらいにしたらいいんじゃない?」
手伝いをしてくれながら、色々なアイデアを出してくれました。

皆の手伝いのおかげで、予定よりもたくさんのパズルが完成。
協力してくれた子ども達にたくさん感謝の気持ちを伝えました。

作ったパズルを楽しんでくれたことはもちろん、
おまつりに来てくれるお客さんのことを考えて色々なアイデアを出してくれたことも嬉しいし、
何より自主的に「手伝うよ」と声をかけてくれたことがとても嬉しい時間でした。
今回の仕事が子ども達にとってたまたま興味がある内容だったのかもしれませんが、
自発的に他者貢献をした結果、「ありがとう」と言ってもらえる体験をする。
これはとても尊いことだと思います。
子どもの世界にむやみに入らず、一生懸命な大人の姿を見せる。
大切にしていきたいです。
よめ