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もりあそびより

もりのこえんまつりの話し合い

  • 土曜学校

今週の土曜学校は、11月開催予定のもりのこえんまつりの話し合いをしました。

話し合いが始まるまでに「誰と何するか決めておいてね」と伝えておいたら、
各々一緒に組みたい人を見つけて内容を考えていた子ども達。
「くじびき!」「射的!」などと楽しそうなアイデアが出てくる中、
「かき氷!」「ジュース屋さん!」が被ってしまいました。
さあ、どうしましょう。

子ども達の力で解決して欲しくて「話し合いしてね」と投げかけたら、
「え~、どうする~…??」と困りながらも子ども達だけの話し合いがスタート。

かき氷が被ってしまった子たちの話し合いの場。

年上のお姉さんチームは優しくかつ自己主張もしっかり。
「人数的には一緒にやるのは難しいと思うんよね」
「もうやる気で看板作り始めちゃったんだけど」
「でも、どうしてもかき氷がやりたい子がいるんなら、一緒にやる?」

年下の女の子チーム、少し圧倒されながらも自分の気持ちをポツリポツリ。
「そっちがもう看板作っちゃったんなら私たちはかき氷じゃなくてもいいよ」
「え、でも私はかき氷がやりたい」
「どうしてもかき氷やりたいんならチームを移動してもいいんじゃない?」
「チーム移動はちょっと…」

最終的には大人の力をほとんど借りずに円満に決着。
お姉さんチームはかき氷の権利をゲットし、
年下チームは得意なアクセサリー作り屋さんにするとのことでした。

年下チームは、お姉さんチームに自分の気持ちを伝えるのはドキドキしたと思います。
でもあきらめずに声を出していたことに拍手を送りたい気持ちになりました。
また、お姉さんチームも、圧力をかけるのではなく、優しく気持ちを聞こうとしていたことにあっぱれ。
こういう経験を通してコミュニケーションの力は培われていくのでしょうね。

その後はとっても楽しそうに話し合いを進め、自主的に看板やチラシを作っていた子ども達。
どんなもりのこえんまつりになるのか、とっても楽しみです。

よめ

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