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もりあそびより
大切なことは「やってみた」時間
- 土曜学校

もりのこえん土曜学校天花の森舎では、年長児から小学校6年生までを対象とした活動で、毎月第2・第4土曜日に実施しています。
一年間を通じて同じメンバーで自然の中で遊ぶことを通して、 子どもたちが、仲間との関わりの中で成長し、関係性を築きながら、ざまざまな気付きや学びを得ることを大切に活動しています。
先日の雨の活動日はお味噌汁作りをしました。
誰が野菜を収穫するか、どうやって調理をするか、どんな道具か必要か、どんな手順でするのか。
全て子ども達が考えて、作業を分担していました。
新玉ねぎは切ると目に染みる。
どうしたら切れるか、涙が止むまで作業を休んだり、玉ねぎを水につけてみたり。他の人にお願いしたい気持ちを話してみたり。でもすぐに「手伝って」って言えなかったり…。
土曜学校で大切にしている事。
何かを成し遂げた「結果」より、どうやってそこまでやったのか、どんな気持ちでその作業に向き合って行動していたか、という「過程(プロセス)」を大切にしています。
その日も一人リーダーとなり頑張っていたRちゃん。
作業に向き合う姿勢、悩んで失敗もして、その日もたくさん考えて行動していました。
その時間にこそ、学びや成長がたくさん詰まっています。
今年度も子ども達が自分で気づき、行動する時間を大切に見守っていきたいです。
りつこ