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もりあそびより
心の充電はやっぱり必要
- その他の活動

この夏、高校野球をしていた長男が最後の大会を終え、部活動を引退しました。
敗戦の翌日から、部活には行かなくてよくなり、朝早くに家を出ることも、汗だくになってボールを追いかけることもありません。
この1週間、彼はこれまで部活づけでできなかったことを、思いっきり満喫していました。
友達と遊びに出かけたり、家できょうだいたちと全力で戯れたり、テレビをのんびり眺めて過ごしたり……。
親の目から見ても「本当に張り詰めていた糸が、ふっと緩んだんだな」と感じる時間でした。
そんなのんびりとした時間が流れて、ちょうど1週間が経ったつい先日のことです。
長男がぽつりと、「最後の試合の録画を見たい」と言い始めました。
テレビ画面に映る試合をじっと見つめながら、彼は「この時はこう動いたんだよ」「これはね……」と、自分のプレーを一つひとつ解説してくれたのです。
その誇らしげで、どこか客観的な横顔を見たとき、私は胸が熱くなると同時に、ある大切なことに気づかされました。
彼はこの1週間、ただダラダラと過ごしていたわけではなかったのです。
心と体を思いっきり休ませ、大好きな人たちとの時間に満たされることで、張り詰めていた緊張や、やり切った後の寂しさを、自分の中でじっくりと「癒やして」いたのだと思います。
そして、心のエネルギーが100%に充電されたからこそ、ようやく「自分の全力の足跡」と真っ直ぐ向き合い、前向きに言葉にする準備ができたのです。
大人が「いつまでダラダラしているの!」と急かさなくても、子どもは自分で自分を整え、タイミングが来れば、自らの意志でちゃんと前を向いて歩き出します。
これは、もりのこえんの森の中で過ごす子どもたちも全く同じです。
自分の心と体に向き合い、たっぷりエネルギーを蓄えた子は、また新しい冒険へと生き生きと走り出します。
長男の頼もしい「解説」を隣で聴きながら、子どもの「自分で自分を整える力」を信じて待つことの大切さを、改めて教えてもらった気がします。
長い野球生活、本当にお疲れ様。
親も子もとてもいい経験をさせてもらいました。
とも


