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もりあそびより
頼れる大人になりたい
- その他の活動

先日、卒園児さんが泊まりに来てくれました。
小学生になると、彼らにもいろいろな悩みが出てくるものです。
10月頃だったでしょうか、ちょっと気になることがあったので
小学4年生の卒園児3人に声をかけて、一緒にお茶をしました。
その時、帰り際に「またこんな風にお茶できたらいいね」と言ったら、
なんと「お茶よりクリスマス会がしたい!」「さゆりさんのお家に泊まりたい!」という話になり……。
それからメンバーを増やして、小4のもう2人も誘うことに。
「妹たちを呼ぶ?呼ばない?」でちょっとした揉めたりもしましたが、
最終的に小4,5年生5人で無事当日を迎えることができました。
当日は、おやつを食べたり、カードゲームをしたり、漫画を読んだり、
プレゼント交換をしたり、おしゃべりしたり。
そしてみんなでお風呂にも入って、とても楽しい時間を過ごしました。
私自身、卒園児さんたちが遊びに来てくれるのは本当に嬉しくて幸せなひとときです。
この日は結局遊びに夢中になり、深い話はほとんどしませんでしたが、
それでもこうした何気ない時間を積み重ねる中で、
いつか本音がふとこぼれる瞬間があるのではと思っています。
親や友達にも話せないことがあった時、ふと私の顔を思い出してもらえる――
そんな存在でいれたら嬉しいなあ。
誰かに相談したい時、頭に浮かぶ顔が多いほど、その子はきっと安心できると思うんです。
私自身も、自分の子どもたちが思春期に入る前に、
親以外に何でも話せたり頼ったりできる大人がいる方がいいなと思い、
意識的にそういう人たちと出会わせてきました。
今、その大人たちの存在には本当に感謝しています。
もりのこえんにご縁があって通ってくれた子どもたちと保護者の皆さん。
卒園しても、困った時に「相談してみようかな」と思ってもらえるような、
そんな存在であり続けたいと思っています。