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もりあそびより
「強くあたたかい組織のつくり方~団体の担い手を育てよう!~」受講報告!
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3月18日(火)やまぐち県民活動支援センター主催の「強くあたたかい組織のつくり方~団体の担い手を育てよう!~」を受講してきました。
もりのこえんも活動開始から10年を迎え、私たちスタッフも10歳年を取りました。
これからも継続的に活動を行っていく中で、団体経営、担い手問題は避けて通れません。
そこで、NPO、市民活動、サークル活動の組織運営、マネジメント支援をされているNPO法人CRファクトリーの代表理事 呉さんが山口に来られるということで、スタッフ5名で受講してきました。
呉さんの講義と個人ワーク、グループワークを交えた内容で、あっという間の2時間半でした。
まず初めに、現代日本社会のあらゆる問題は、人と人とのつながりをつくること、愛着あるコミュニティを増やすことで解決するのでは?というお話。
ほんと、それ!と共感しかありませんでした。
あらゆる問題は、「つながり」で解決するはずです。
私たちは何のために、誰のためにこの活動をしているのか。
表面上の活動が活発化してくると、忙しさにかまけて「何のために」を忘れてしまいがちです。
常に「何のために?」を意識すること、語ることで、多くの共感が生まれる。。。納得でした。
「何をしているか」よりも「何のために」ですね。
グループワークで行った自分たちの活動の紹介も、「何をしているか」を説明してしまっていましたね(笑)
また、一緒に活動する中で、相互理解というのは基本的なところで必要だと思いました。
私はもりのこえん以外にいくつかの団体に関わっていますが、メンバーがお互いのことをよく知ることで、相手の得意なことが見えてくるし、居心地の良さや活動のしやすさに大いにつながってくると思うとともに実感しています。
団体活動をしていく中でモヤモヤしていたことが晴れていく感覚がありました。
「あー、だからか!」みたいな。
1年前の講座にも2名のスタッフが参加していて、呉さんのお話からいくつか実践していることもあり「間違っていない!」と確信。
私にもできることはまだまだありそうです。
ここで、参加したスタッフの感想です。
・コミュニティ、対話の大切さを改めて感じました。
活動をする上で、又、あらゆるコミュニティで、学校や家庭でも、あたたかさの部分がとても大切だと思いました。
同じように活動されている方たちとの交流の時間があり、とても刺激になりよい時間を過ごせました。
・皆さんはどんなコミュニティを持っていますか?
自分にとって、心地良い人間関係とは?
それには何が出来るだろう?
と、感じていた最中
CRファクトリーの強く温かい組織・コミュニティのつくり方と言う教科書に出会いました。
暮らしの中には地域、学校、仕事、家庭等、色々な関係性がありますよね。
なぜこの組織に関わりたいと思うのか、関わる事でどんな暮らしになっているのか、を考えるきっかけになりました。
・理念はもっとシンプルで、誰もが共有できるものがいいなと思った。限られた時間でもりのこえんの事を伝えるのはすごく難しかった。
・企画段階からまき込むというのは実践できるなと思った。
・将来的に運営に携わる人間をどう増やしていくのか?という事も、これからのもりのこえんの課題じゃないかと思う。
・「人はコストをかけた分だけ愛着がわく」という言葉に納得をし、「人は楽なものには愛着がわかない」という言葉に、「大変じゃないことで楽しいことはあるのか?」と言い続けていた私にとっては、
わが意を得た気分でした。