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もりあそびより
目標は12名!でスタート!!
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- 森のイバーショ

書くのも嫌なのだけど、
先日、2024年度の小中高生の自殺者数が
過去最多になったというニュースを目にしました。
1日あたりに換算すると、1.5人近くの子どもが、
自ら命を絶っているという計算になるそうです。
その話を周りにしたところ、「どこの国の話?」と聞かれました。
でも、これは、私たちが今まさに生きている、この日本の話です。
原因として何か急激に特別な出来事があったわけではなく、
子どもたちが抱える悩みは、「学校に行きたくない」とか
「家族とうまくいかない」といった、これまでにもあったような内容です。
けれど、時代の変化とともに、そうした悩みに対応する環境が、
少しずつ失われてきているのではないか――そう記事には書かれていました。
自殺には、リスクを高める「危険因子」と、
リスクを下げる「保護因子」があるそうです。
今、家庭での虐待や学校でのいじめなど、危険因子は増えています。
一方で、かつて地域の中にあった「中間共同体」、
つまり、子どもが安心していられる場所が少なくなり、
家庭でも学校でも、大人たちには心の余裕がなくなっている。
そのため、自殺を予防するうえで大切な「ゲートキーパー(命の門番)」としての役割も、
果たしにくくなっているそうです。
つまり、危険因子が増えただけでなく、
守ってくれる保護因子も減ってしまっているのです。
虐待も、いじめも、すべて大人がつくってきた社会の中から生まれたものです。
そして、その社会の中で、大人たちの余裕のなさが、
子どもたちを救えなくしてしまっているのだとしたら――
私たちもりのこえんも、社会の中の保護因子になることが出来ます!
そんな気持ちを込めて、森のイバーショを開催しています。
4月からは、毎週金曜日の週1コース。
9月からは、週5コースも始まります。
9月までに、12名くらいの子どもが集まってくれるといいなあと思っています。
さて、4月11日(金)から、
もりのこえんのオルタナティブスクール「森のイバーショ」が始まりました。
大人や保護者の方は、編み物を楽しみ、
子どもたちは見守りのスタッフと一緒に森へ出かけ、植樹をする……
予定だったのですが、実際には植樹をしたのは大人だけ(笑)。
子どもたちはというと、ケイドロをしたり、じゃんけんグリコをしたり、
春になって顔を出した虫やカエルを追いかけまわして、大はしゃぎ。
楽しそうな声が響くなかで仕事をするのは、本当に幸せな時間です。
子どもたちには、何も考えずに、毎日毎日、「あー楽しかった!」と
笑って過ごしてくれたら、これ以上望むことはないなあと思うのです。
毎日毎日、あー楽しかったを積み重ねていきましょう。
オルタナティブスクール「森のイバーショ」
目的;公立小学校以外の学びの場を作る
内容;毎週金曜日(9時~16時)
対象;小学1年生から6年生
料金;(1)親子での参加・・無料
(2)子どもだけの参加
①4月~8月
入校金 30000円(土曜学校、もりのこえんに在籍した子どもは不要)
事務費 5000円
保険料 2000円/年(土曜学校で支払っている子は不要)
コース 週1コース(金) 15,000円
※日数が増やしたい方はご相談ください。
②9月~3月
入校金 30000円
(土曜学校、もりのこえんに在籍した子ども、4月~8月に在籍した子どもは不要)
事務費 5000円
保険料 2000円/年(土曜学校で支払っている子は不要)
コース 週1コース(金)
週3コース(水木金) 30,000 円
週5コース(月~金) 42,500 円
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さゆり