記事一覧
もりあそびより
こんにゃく芋ざくざく
- 園の日常
- みんなde里山体験

この1週間は、まるで春のような暖かさでしたね。
冬の間は土が凍ってしまうと、いつまでも土が湿っていて、
そんな畑に入ると畑の土が、踏み固められ固くなってしまいます。
そのため、なかなか畑仕事が進みません。
「暖かくなった今こそ、一気に畑仕事を!」と思い立ち、
月曜日に畑に入れるための古竹や伐採した木の枝を回収しにいきました。
イノシシが掘り返してぐちゃぐちゃになった椎茸の榾場から、
古竹を回収しようとしたところ、
イノシシが掘り返した跡から、なんとこんにゃく芋がごろごろと出てきました。
さすがのイノシシも、こんにゃく芋は食べられなかったようです。笑
あっちにもこっちにも転がるこんにゃく芋。宝の山です!
急遽こんにゃく芋の収穫し、
もりのこえんでも、なかなかこんにゃく芋を見ることがない子どもたちにも
収穫した芋を子どもたちに見せに行き、こんにゃく芋畑を作りました。
結局、今日やろうと思っていた作業は、ほとんど進まず……。
でも、こんなことは日常生活の中ではよくあることですよね。
もりのこえんの子どもたちも同じです。
「明日は今日の続きをしよう!」と思っていても、
雨でできなかったり、お友達とのやりとりがうまくいかなかったり……。
そんな時、「やりたかったのに!」といつまでも空を恨んでいても、
ただ時間が過ぎてしまうだけ。
気持ちを切り替えて、もっと楽しいことを考えるしかありません。
もりのこえんの子どもたちは、豊かな自然と友達との関わりを通じて、
こうした対応力をしっかりと身につけているなあと感じます。
sayuri.i