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もりあそびより
悪い保育士
- 園の日常

クリスマスが近づくと子どもたちに災難が訪れる。
それは周りの人から浴びせられる
「○○しなかったら、サンタさん来ないよ」
「いい子にしなかったらサンタさん来ないよ」
「お野菜食べないとサンタさん来ないよ」
「ケンカばっかりしているとサンタさん来ないよ」
これはなかなか効果のある言葉である。
でも、私はこれがあんまり好きではない。
子どもたちに脅しの方法を教えているみたいだし、
何より、安心して楽しみにサンタさんを待っていてほしい。
なので、この季節、私は悪い保育士になる。
子どもたちに
「パパやママが、
『いい子にしなかったらサンタさん来ないよ』
『お野菜食べないとサンタさん来ないよ』
『ケンカばっかりしているとサンタさん来ないよ』
って言うやろ。あれ、全部嘘やけん。
いい子でなくても、にんじん食べられなくても、弟に意地悪しても、
ちゃーんとみんなのところにサンタさん来るからね」と言う。
そう言うと子どもたちは目をまん丸くして
「えー!!いい子にしてないとサンタさん来ないんだよー」と言ってくる。
それでも、
「そんなことないよ。大丈夫。
いい子でなくても、にんじん食べられなくても、弟に意地悪しても、
ちゃーんとみんなのところにサンタさん来るよ」ともう一度いう。
そうすると、ほんとかなあ、という顔をしながらも、
ちょっと安心した嬉しそうな顔をする子どもたち。
大丈夫。ちゃんと来るからね。


