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もりあそびより
共に働く
- 園の日常

先日、朝の会の前に、お隣さんから「使っていない溝に水が流れてきているよ」と声をかけられました。
気になって、もりのこえんのみんなで様子を見に行くと、田んぼの水が思いもよらない方向に流れていたのです。
よく見てみると、本来流れてほしい方の溝は、土砂が詰まっていて水が通れなくなっていました。
朝の会を終え、お地蔵さんにご挨拶をしたあと、みんなで溝掃除をすることにしました。
大人がいろんな道具を使って作業をしていると、子どもたちが「私もやる!」と声をあげます。
大人が一輪車で土を運べば、子どもたちも一輪車を持ってきて、順番に並んでいました。
一番小さなSちゃんは「大変だねー、大変だねー」と、応援団に徹してくれていました。
子どもたちは、大人たちが体を使って働く姿を見ながら、
道具の使い方を覚えたり、工夫の仕方を真似したり、
自分にできることを探したり、順番を待つことを身につけたりしています。
たかが溝掃除。けれど、そこには「自分の力を知り、その力を誰かのために使う」大切な学びがありました。
日時;2025年9月9日(火)10時~12時 お子様も一緒にどうぞ。