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もりあそびより
ウラジロ
- 園の日常
しめ飾りを作るのに、ウラジロを採りに行きました。
ウラジロは山の尾根に生えています。
尾根とは、山の斜面と斜面がぶつかるとんがったところのことです。
山登りをしながら、ウラジロが生えていると、「尾根が近いねー」と
子どもたちと話します。植生を見ながら、自分たちがどこにいるのかわかるようになるといいなあと思います。
ウラジロは、しめ飾りに使ったり、鏡餅の下に敷いたりと、
日本のお正月文化と密接なかかわりがあります。
白い葉裏が「清浄さ」を象徴し、永遠の繁栄や家族の和を祈る縁起物とされています。
また、左右一対の葉が夫婦円満を意味すると考えられているそうです。
ウラジロを採りに行こうと思うと、尾根まで行かないといけませんが、
お正月には欠かせないものなので、
毎年必ず採りに行きます。