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もりあそびより
得手不得手
- 園の日常
もりのこえんの園児たち。それぞれ得意なことがあります。
何か困ったことがあった時こうしたら良いんじゃないかと案を出してくれる子。
ノコギリ使いの名人。
可愛いものを発見するセンサーがある子。
常に楽しいことを見つけるセンスの持ち主。
走るのが大好きな子。
収穫作業に没頭する凄まじい集中力を持った子。
みんなのことをよく見ていて再現できる子。
遊びも大切だとだけれどしっかりご飯を食べ切ることができる子。
文字に書き起こすだけで素敵ですよね。
当たり前のことですが、それぞれ得意なこともあれば苦手なこともあります。
しかし良く考えてみたら得意なこともですが苦手なことがわかっているって実は凄いことだと思うんです。
実は先日我が家の長男(小6)が朝から学校に行きたくないとずっと呟いていました。何か嫌なことでもあったのかな?今日くらい休ませても良いかなと一瞬思ったんですが、一応理由を聞いてみると、
「今日が発表の日なのにスライドショーの原稿が出来ていないから行きたくない。」
とのことでした。
長女は教えたい気持ちはあるものの自分の準備をして友達と先に家を出て行きました。
その時、長男と家を出ようと思って待っている次女が
「誰かに聞いたら良いんじゃない?」
と言いながら友達が玄関の外に待ってるから行こうと言っていたので、
「もしあなたが自分の大好きな戦国時代の話を誰かに質問されたらどんな気持ち?」
とだけ私は長男に質問し
「凄くうれしいから沢山教えてあげたくなる。」
と話したので、その後も行きたくないを連呼していましたが、次男の登園準備を一緒に確認するという名目でスルーしていると気がついたら学校に行っていました。
その日、帰宅するなりランドセルを置いてすぐ戦国武将のマンガをいつも通り読み始めた長男にスライドショーはどうなったか聞くと成功だったそうで、やはり先生と得意な友達に相談したようでした。
「聞いた友達は快くアドバイスをくれたし、こんなんだったらもっと早く聞けばよかったなって思った。」
と話していました。
勉強よりも彼が身をもってそのことを経験できたので本当に朝、学校を休ませなくて良かったと心から思いました。
苦手なことも誰かを頼ることや道具を使ったり、工夫をしたりして出来ることもきっとありますよね。
学力も大切だと思いますが、生きて行く力としてとっても大切だなとつくづく大切だなと感じます。
我が子ももりのこえんの園児たちもそういう力がどんどん伸びていきますように…
かよ
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