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もりあそびより
0から生みだす力
- 園の日常
もりのこえんには園庭に遊具もなく、おもちゃもありません。そのかわり森の中には素材は無限にあり、子ども達はそれを様々なものに見立てて遊びを広げていきます。
冬休みに来ていた小学生コースの子ども達も、幼児期にこの森を遊びつくし、どんな植物がどの辺りにあるかを知っているので、久しぶりに来てもそれらを駆使して遊んでいました。
嬉しそうに見せてくれたのは、ヒサカキの実を潰して作った染料(もちろんこれも子ども達が作った)で字を書くための筆。

なんと、竹とシュロと細いツルで作ったそうです。この筆一本を作るには少なくとも以下のような想像力と知識と作り出す力が必要となります。
筆がどのようにできているか?
それを再現するためにどのような素材が必要か?
その素材は森の物で何が代用できるか?
どのくらいのサイズがどのくらいいるか?
どのように加工すればよいか⋯?
たった一本の筆ですが、様々な体験の積み重ねがあって出来上がっているのだろうと思います。
何かを0から生みだす力は、一生の力となって人生の様々な場面で支えてくれることでしょう。
まみこ


