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もりあそびより

ハイチュー事件

  • 土曜学校

今回の土曜学校は子ども企画『クリスマス会』でした。
担当者が皆に声をかけながら、
じゃんけん大会、ケイドロ、お菓子パーティー、自由時間と、めいいっぱい遊ぶ時間を堪能しました。

今回のお菓子パーティーで用意したお菓子は、
前回もりのこえんで子ども達が労働(草取り)した対価で購入したもの。
お菓子パーティーをしたいからと保護者にポンと買ってもらうのではなく、
自分たちで働いて得たお金でお菓子を用意する、という過程を経たことで、
格別においしく感じたのではないかと思います。

一日の最後は、今日の振り返り。
「楽しかった」との声が多く聞こえた中、Mちゃん、「ハイチューを食べられたのが嫌だった」とのこと。
どうやら、もらったハイチューを机の上に置いていたら、いつの間にか誰かに食べられていたようなのです。
聞けば、他にも食べられたという子が。
嫌な気持ちを共有したいのか、犯人を見つけたいのか、と質問したところ、犯人を見つけたいということで、
子ども達の推理タイムが始まりました。

Nちゃんがリーダーとなって、
何個ハイチューをもらったか、
何味を食べたか、
お菓子を食べてない子は誰か、
食べたゴミは証言と合っているか、などなど、
何度も怪しい人と怪しくない人を分けて考えます。
しかし、誰も食べた様には見えません。
もちろん、「食べちゃった人?」と手を挙げさせても誰も手を挙げません。

いよいよ帰る時間が過ぎてしまい、今回の推理タイムは泣く泣く終了。
皆の前で手を挙げにくい子もいるだろうから、
こっそり大人に自己申告してね、という話で幕を閉じることとなりました。

正直、犯人は見つからないだろうなぁと思いながら子ども達の推理を見守っていました。
もしかしたらうっかり自分のポケットに入っているかもしれないし、
うっかり自分で食べちゃったことを忘れているのかもしれないし、
友だちのハイチューだと知らずに食べてしまっている子がいるのかもしれない。
仮にこっそり食べた子がいたとしても、皆の前で「自分が食べました」と挙手できる強靭な精神はなかなか持っていないのではないでしょうか。
食べた犯人を捜すよりも、
次に食べられないようにするにはどうしたらいいか考える方が早いようにも思えました。

でも、食べられて嫌だった気持ちを受け止めてもらい、必死で犯人を捜してもらえたMちゃんは、
ちょっと温かい気持ちになったのではないかなと思っています。
そして、悪いことは許さない、という土曜学校の雰囲気を、皆ヒシヒシと感じたのではないかと思います。

友だちが困った時の土曜学校の子ども達は本当に心強い。
推理をする皆の熱量に圧倒されながら、しみじみと感じたのでした。

よめ

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