特定非営利活動法人もりのこえん

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もりあそびより

やりたい!

  • 園の日常

朝の会でひょんな流れから「沢山の人にもりのこえんに来てもらっていっぱい遊んで欲しいんだ」という話をしたら、子ども達から
「(もりのこえんを知ってもらうための)プリントが欲しい。」
「じゃあ、もりのこえんを知ってもらえるように皆でお誘いプリントを作ったらいいんじゃない!?」
「やりたいやりたい!!」
という話になって、急遽もりのこえんを知ってもらうチラシを作ることになりました。

「何を書いたらいいの?」
「ここってどこだっけ?」
「もりのこえんって何歳から入れるの?」
「情報が載ってるチラシってない?」
と、何を書いたらいいのかあれこれ試行錯誤。
もりのこえんが配布しているチラシを手に入れると作業スピードは急上昇し、
漢字が読める子を中心に情報交換をしながら、どんどんチラシに文字が埋められていきました。
最初ワイワイしていた作業場は、
必要な情報の共有が終わったのかシーンと静まり返り、
黙々と自分の作業に没頭する時間に。

そして、ついに完成!!
完成したチラシは、個性的で、まっすぐで、とても丁寧で、なんとも心がじ~んと温かくなるような内容ばかり。
「もりのこえんのために何かやりたい!」と思い行動してくれた優しさに、ありがとうの気持ちでいっぱいです。

さてこのチラシ、
Rちゃんは自分の学校の全校生徒もしくはクラスに配布する気満々のようで、
「400枚印刷して!」とキラキラした表情。
とりあえずクラスの人数分ほど印刷したものを持って帰ってもらいましたが、
月曜日になって「やっぱり恥ずかしいから配るのをやめよう」と思うかもしれないなぁと思っています。
もしくは、学校にお願いしても配布してもらえない場合もあるでしょうね。

時間が立てば冷静になって気持ちの変化が起きるのは当たり前ですし、
困難にぶつかってやりたい事が出来ないことも当然あります。

私としては困難にぶつかったらじゃあ他の手はないかと考えて欲しいなぁと思ってしまいますが、
気持ちの変化が起きたならそれはそれ。
困難にぶつかって諦めるのも仕方ない。
どんな結果になるとしても、この後Rちゃんは何かしらの葛藤を強いられることは間違いありません。
温かく見守りたいですね。

よめ

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