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もりあそびより
オウム返しの術
- 園の日常

私、子どもたちと過ごすときは、なるべくあれこれいらんことを言わないように「オウム返しの術」を使っています。
「術」と言っても、子どもが話しかけてきたことをそのまま返すだけなんですけどね。
「これ、できないー」「できないねえ」と返すだけ。
「どうしよっか?」と聞いてみる。
「こうやってやるんよ」と手伝いたくなるところですが、手伝ってやらなくてもできることがたくさんあります。
あーだ、こーだやっている間にできちゃっている時もあります。
できた時に「できたね」「うれしいね」と気持ちに共感する。
もりのこえんで私が習ったことです。
子どもたちがチャレンジしたり、小さな失敗をしたりするのを妨げないようにちょっとだけ待ってあげる。
大人の都合で待ってやれないときもありますが、全部やってあげてたら子どもがチャレンジする機会を奪っちゃっているという意思は大事かも。
やることや答えを全部言ってしまわないように「オウム返しの術」ぜひ使ってみてください。
とも